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気をつけておきたいこと
返済のシミュレーション


学校を卒業後、あなたが何をしているか思い描いてみましょう。地道に努力をして、それとも運良く希望の仕事についているでしょうか。 貸与奨学金を受ける場合は、後で困らないように返すときの予想をたてておきたいものです。 就職の際にも、返済のことを頭の片隅に入れておきましょう。

例えばAさんの場合…

平成20年春、Aさんは志望する私立のB大学に無事合格。晴れて入学、自宅から通うことになりました。
この年にAさんの父親がリストラの憂き目に遭い家計が厳しくなったので、アルバイトを始めると同時に奨学金を受けることにしました。
B大学の奨学課で説明を受け、日本学生支援機構の第一種奨学金と民間団体のC奨学金を申請。
採用されたのでAさんは毎月54,000円の貸与奨学金と30,000円の給付奨学金を受け取ることに。
Aさんは学費の半分以上をアルバイトと奨学金でまかなうことができました。

4年後、Aさんは卒業して地元の企業に就職。働きながら45ヶ月で243万円借りてきた奨学金を返すことになりました。
初年度の月給は手取りで18万円。月賦で返す奨学金は月額13,500円です。手元に残るのは月に166,500円になりましたが、堅実なAさんには充分貯金ができる額でした。
8年後、結婚が決まったのを機にAさんは、働いて貯めてきた貯金を使って残りの返還金1,134,000円を繰上返還することにしました。
15年かけて返すつもりでしたが貯金の習慣のおかげで予定より7年も早く全額を返すことができました。
通帳の残高は減りましたが気持ちはすっきり、仕事もプライベートも一層充実してきて楽しい毎日です。

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