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各奨学金制度によって、返済の仕組みは異なりますが、今回は日本学生支援機構の奨学金を例に「返済方法」について説明をしましょう。

月賦返還と月賦・半年賦併用返還について

月賦返還と月賦・半年賦併用返還について日本学生支援機構の奨学金は、月々返済していく「月賦返還」と呼ばれる方法と、借りている金額の内、月賦分と半年分に二分し返済していく「月賦・半年賦併用返還」と呼ばれる二種類の方法があります。

・ 月賦返還・・・毎月一定の額を決められた期間返済する方式 ・ 月賦・半年賦併用返還・・・毎月一定額のほか、毎年1月と7月のタイミングも合わせて併用返還する方式

月賦・半年賦併用返還を分かりやすく説明すると「ボーナス払い」に似た返還方法です。半年賦では、毎年1月と7月に「月々の返済とは別に」繰り上げ返済する「併用返還」を行います。

月賦返還と月賦・半年賦併用返還はどちらにすべき?

月賦返還と月賦・半年賦併用返還は、どちらも月々返済する義務が生じます。ただし、月賦・半年賦併用返還の場合は、ボーナスの時期に合わせて多く返済する分、返済期間と利息を含めた返済総額が少なく済みます。

無駄な利息をカットしたい方は、月賦・半年賦併用の方法で返還しましょう。

日本学生支援機構の奨学金・返済方法は口座振替のみ

日本学生支援機構の奨学金・返済方法は口座振替のみ奨学金の返済方法は、奨学生の銀行口座から毎月、一定額(返済金)の引き落としを行う「口座振替」のみとなります。

振替をする口座のことを別名「リレー口座」と呼んでいます。リレー口座という名前が付いたのは「各奨学生がリレー方式で協力し、次世代の奨学生にバトンタッチしていく」という願いが込められています。

リレー口座に指定できる金融機関は、ゆうちょ銀行、都市銀行、地方銀行、労働金庫、信用金庫の「普通預貯金口座」です。返済のタイミングは、冒頭で説明した月賦方式と月賦・半年賦併用返還の二種類から選択できます。

振替口座の名義について

確実に振替できる口座であれば、学生以外の口座を登録しても構いません。保護者や親権者など、学生の代わりに返済してくれる人の名義で、振替口座を登録しましょう。

ただし、督促や返還の連絡は、奨学金を借りている学生本人(卒業した後も同じ)に連絡が入ります。

また、本人に連絡が付かない場合は、契約時に立てた連帯保証人にも督促の連絡が入ります。遅延で周りに迷惑を掛けないよう、必ず「月々の振替ができる口座」を登録してください。

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