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貸与型の奨学金制度は「教育ローンとの違いが分かりにくい」といった声があります。ここでは、奨学金と教育ローンの違いについて、詳しく説明したいと思います。

貸与型の奨学金・申込者が主体のローン

貸与型の奨学金・申込者が主体のローン貸与型の奨学金制度は、学生が借入を行う「申込者主体のローン」です。卒業後は、借入を行った「学生自身に返済義務」が生じます。借入は、学生の学力や家計の状態によって審査されます。

貸与型奨学金は、卒業後半年(6カ月)の猶予期間が設けられます。また、家計や進学状況に応じて猶予制度も利用できます。

返済が難しい場合は、早めに「返済の猶予手続き」を行ってください。猶予手続きは、1年毎の更新で、最長10年まで返済猶予が認められます。

※ 平成26年3月までは、最長5年でしたが、平成26年4月より最長5年から、最長10年に「猶予期間」が変更されました。

教育ローン・保護者が主体のローン

教育ローンは奨学金と形態が異なり「保護者が申し込みを行う」融資商品です。借入後は、原則的として保護者が返済を行います。ただ、一部の家庭では「子どもが親の代わりに返済する」ケースも多く見られます。

教育ローンは(通常のローンと同じ)申し込み者の信用情報をもとに審査が実施されます。過去のローン利用履歴や現在の年収、ローンの借入状況に応じて、審査の可否が決定される仕組みです。

奨学金と教育ローン・金利の違い

奨学金と教育ローン・金利の違い奨学金制度は、借入の利息が少なく済みます。一般的な教育ローンが、年2%から4%台の利息で融資を行っているのに対し、奨学金の利息は「年0.83%」と低金利です。

教育ローンの利用は、保護者と相談してから申し込みをしましょう。場合によっては、奨学金と教育ローンを併用することも可能です。

奨学金制度が通らなかった時も踏まえ「どのような使い方ができるのか」進学前に家族でしっかり話し合いや(返済の)シミュレーションを行ってみてください。

家計の負担を少なくしたい場合は、働きながら進学する(新聞奨学生制度を利用するなど)選択肢もあります。

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