ここでは「教育ローンの種類」について、詳しく説明します。

教育ローンの使い道

教育ローンの使い道金融機関の教育ローンは、大学だけでなく、中学や高校、小学校、幼稚園への進学にも幅広く利用できます。また、塾や予備校などの受験対策費や教育費としても、教育ローンが利用できます。

ただ「教育ローン」は、奨学金制度と比べて、返済や家計の負担が大きくなるため、慎重に利用する必要があります。

奨学金制度に申し込みをしてみて「審査に通らなかった場合」の滑り止めや、教育資金が不足してしまった場合のみ、限定的に利用してください。

銀行のローン

大手銀行や地方銀行、ネット銀行でも「教育ローン」を扱っています。ただし、利息や融資額の大きさは各ローン毎に異なるため、それぞれのローンをよく比較・検討する必要があります。

また、貸与型の奨学金と比べても利息の負担が大きく、家計を圧迫しないよう、慎重に選ぶ必要があります。

銀行で教育ローンを利用する場合は、保証人は「原則不要」となっていますが、借入の金額が大きくなれば、担保が必要な場合もあります(医学部・薬学部向けローンなど)。

信販会社のローン

信販会社のローンクレジットカードを取り扱う、信販会社の教育ローンです。大学や専門学校によっては、信販会社の提携型「教育ローン」が利用できます。

ただし、一般の奨学金と比べて、利息が割高になるので、返済の負担も大きくなってしまいます。信販会社で教育ローンを利用する場合も、保証人は「原則不要」です。


農協のローン

お近くの農協(JA)でも教育ローンが利用できます。各支店によって融資の条件や金利が異なりますが、利息は年3.0%前後、融資の最大額は500万円を目安としてください。保証人は「原則不要」です。

国民生活金融公庫のローン

国が全面出資する金融機関「国民生活金融公庫」の教育ローンです。借入の上限は、200万円となっています。

ただし、この金額は一世帯「学生一人あたり」の金額で、子どもが2人いれば上限額は400万円まで、3人居れば600万円と融資の上限額は、比例して大きくなります。

利息の目安は、年2.0%と低金利で利用できます。ただし、借入には保証人が必要で、審査には平均2週間前後の時間が必要です。

信用金庫のローン

地域の信用金庫や信用組合で取り扱う教育ローンです。金利の目安は、年2.1%から3.5%前後、融資額は最高500万円までカバーしています。保証人は「原則不要」です。

労働金庫のローン

労働組合や生活協同組合の会員は、年率1.7%から2.7%と、低金利で教育ローンが利用できます。融資額は、最高500万円まで。保証人は「原則として不要」です。

損保会社のローン

保険会社の融資する「教育ローン」です。年率1.7%から2.7%、融資額は300万円を目安としてください。ここでも、保証人は「原則不要」です。

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